HAKUTO-Rは、ispaceが2021年までに行う2回の月探査ミッションを統括するプログラムです。 独自のランダー(月着陸船)とローバー(月面探査ロボット)を開発して、2020年に月周回と2021年に月面探査の2回のミッションを行います。SpaceXのFalcon9を使用し、それぞれ2020年半ば、2021年半ばに打ち上げを行う予定です。 ランダーは、ロケットから地球の静止軌道で切り離された後、エンジンを点火し、月まで航行、そして月周回軌道投入後に、エンジンを逆噴射をしながら月面に着陸していきます。HAKUTO-Rのランダーは30kgのペイロード(荷物)を搭載可能です。 月面着陸後、ランダーに搭載されていた小型軽量のローバーを展開し、月面の探査を行います。 photo: ispace
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