この作品のテーマは’’パフォーマンスは展示する事ができるのか’’です。8方向から木造のレールが中心で交わる構造体。レールにはそれぞれボールが⾏き交うための機能部品(ソレノイド)が取り付けられ、向かい合うソレノイド同⼠でキャッチボールが⾏われます。16個のボールがぶつからずに交わり続けますしかし、僕が作りたいのは、動き続けるロボットではありません。僕が作りたいのは、パフォーマンスです。この作品は、約5分に1度失敗する精度に土台を調整してあります。1回の稼働時間を3分間とすることで、成功と失敗が混在し、見るたびに異なる結果が引き起こされるようにしました。何度観ても面白い。そんな作品を目指しました。